ありがとうね [お別れ]
長い間ブログの更新をしていませんでしたが、11歳のサスケはずっと元気で過ごしていました。
散歩へ行き、昼はよく寝て、ベランダから外を眺め、ご近所さんにお菓子をねだり。
子どもたちが成人して家を離れてからは、車で遠出をすることはなくなってしまったけれど、平凡な毎日の散歩を楽しみに過ごしていました。
そんな穏やかな日が突然終わってしまいました。
胃捻転でした。
10月1日(日)夕方いつものように散歩をして、夜になり、少し落ち着かない様子のサスケ。
座っては立ち上がり、位置を変えてまた座り・・・少し吐きたいような素振りもありました。
ごはんが欲しいとき、お水が飲みたいとき、ハウスに入りたいとき、気持ちが悪くて外の葉っぱを食べたいとき、いつも小さく吠えて話しかけてくれたサスケ。
この時は、吠えることはなくて、でも、いつもと様子が違うので気になっていました。
トイレを我慢しているのかも、と思って夜、また散歩に連れ出しました。
すると、少し歩いて座り込んでしまいました。
抱き上げられないので少しリードを引っ張り上げたら、自力で10メートルほど小走りして家へ帰りました。
雷が近いときなど座り込むことがあったので、不安定な大気の前触れかな、と思いました。
ただ、玄関へ着くとやっぱり力なく座り込む様子が心配でした。
一晩、ときおり様子を確認しながら過ごしました。
キューキュー鳴いていることもあり、また、疲れ果てて横になっていることもありました。
この時点で少しお腹が膨れているのが気になりました。
朝になるころには、胸がパンパンに膨れていました。
トイレに連れ出そうと立たせたら、後ろ脚はまったく力が入らず、そのままふらついて倒れこみました。意識もほとんどありませんでした。
急いで毛布に乗せて車へ移動し時間外の病院へ連絡をしましたが、すでに意識朦朧で、目も光がなく、口も開いたままでした。
病院へ電話をして状況を伝えた時点ですぐに胃捻転を疑われ、年齢的にもできることはあまりないと言われました。
迎え入れる準備をしてもらっていたのですぐにレントゲンを撮りましたが、やはり胃捻転でした。
応急処置で胸に針を刺してガスを抜きました。
でも胃捻転は手術しか治す方法はないとのことです。
高齢で、意識も体温も低下しているので、手術をしても助かる見込みはないと宣告されました。
それでも、望みが少しでもあるなら手術をお願いしたいと伝えました。
そのやりとりの最中に、自発呼吸が止まり、急遽別室の処置室へ移され、人工呼吸器につながれました。
心臓の鼓動は電子音で確認できましたが、自発呼吸はできていなくて、大きく開かれて固定された口に器具をつながれ、なんとか生命をつないでいる状態でした。
しばらく呆然としていましたが、先生の話を聞いて、治ることも、連れ帰ることも、意識が戻ることさえもないと理解しました。
悲しいけれど最期のお別れをすることになりました。
見守る中、人工呼吸器や点滴を外してもらいました。
1分ほどで、すべての時間が止まってしまいました。
本当に、お別れの日は急に訪れて、あっという間の出来事でした。
帰ってからも、あちこちにサスケの痕跡があり、思い出します。
サスケと一緒に過ごせた時間は子育ての時期と重なり、二人の子どもたちと一緒に育ちました。
3匹の子犬のようにじゃれあう様子が懐かしいです。
子どもたちが家を出てからは、帰省するたびに老犬のサスケが甘え、離れていた時間を埋めているようでした。
最期に一緒にいてあげられたので良かった。
しばらくは、泣きながら写真を見て想い出に浸ろうと思います。
ありがとうね。
にほんブログ村
散歩へ行き、昼はよく寝て、ベランダから外を眺め、ご近所さんにお菓子をねだり。
子どもたちが成人して家を離れてからは、車で遠出をすることはなくなってしまったけれど、平凡な毎日の散歩を楽しみに過ごしていました。
そんな穏やかな日が突然終わってしまいました。
胃捻転でした。
10月1日(日)夕方いつものように散歩をして、夜になり、少し落ち着かない様子のサスケ。
座っては立ち上がり、位置を変えてまた座り・・・少し吐きたいような素振りもありました。
ごはんが欲しいとき、お水が飲みたいとき、ハウスに入りたいとき、気持ちが悪くて外の葉っぱを食べたいとき、いつも小さく吠えて話しかけてくれたサスケ。
この時は、吠えることはなくて、でも、いつもと様子が違うので気になっていました。
トイレを我慢しているのかも、と思って夜、また散歩に連れ出しました。
すると、少し歩いて座り込んでしまいました。
抱き上げられないので少しリードを引っ張り上げたら、自力で10メートルほど小走りして家へ帰りました。
雷が近いときなど座り込むことがあったので、不安定な大気の前触れかな、と思いました。
ただ、玄関へ着くとやっぱり力なく座り込む様子が心配でした。
一晩、ときおり様子を確認しながら過ごしました。
キューキュー鳴いていることもあり、また、疲れ果てて横になっていることもありました。
この時点で少しお腹が膨れているのが気になりました。
朝になるころには、胸がパンパンに膨れていました。
トイレに連れ出そうと立たせたら、後ろ脚はまったく力が入らず、そのままふらついて倒れこみました。意識もほとんどありませんでした。
急いで毛布に乗せて車へ移動し時間外の病院へ連絡をしましたが、すでに意識朦朧で、目も光がなく、口も開いたままでした。
病院へ電話をして状況を伝えた時点ですぐに胃捻転を疑われ、年齢的にもできることはあまりないと言われました。
迎え入れる準備をしてもらっていたのですぐにレントゲンを撮りましたが、やはり胃捻転でした。
応急処置で胸に針を刺してガスを抜きました。
でも胃捻転は手術しか治す方法はないとのことです。
高齢で、意識も体温も低下しているので、手術をしても助かる見込みはないと宣告されました。
それでも、望みが少しでもあるなら手術をお願いしたいと伝えました。
そのやりとりの最中に、自発呼吸が止まり、急遽別室の処置室へ移され、人工呼吸器につながれました。
心臓の鼓動は電子音で確認できましたが、自発呼吸はできていなくて、大きく開かれて固定された口に器具をつながれ、なんとか生命をつないでいる状態でした。
しばらく呆然としていましたが、先生の話を聞いて、治ることも、連れ帰ることも、意識が戻ることさえもないと理解しました。
悲しいけれど最期のお別れをすることになりました。
見守る中、人工呼吸器や点滴を外してもらいました。
1分ほどで、すべての時間が止まってしまいました。
本当に、お別れの日は急に訪れて、あっという間の出来事でした。
帰ってからも、あちこちにサスケの痕跡があり、思い出します。
サスケと一緒に過ごせた時間は子育ての時期と重なり、二人の子どもたちと一緒に育ちました。
3匹の子犬のようにじゃれあう様子が懐かしいです。
子どもたちが家を出てからは、帰省するたびに老犬のサスケが甘え、離れていた時間を埋めているようでした。
最期に一緒にいてあげられたので良かった。
しばらくは、泣きながら写真を見て想い出に浸ろうと思います。
ありがとうね。
にほんブログ村
2023-10-03 16:37
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0